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蘇る日本経済とサービス産業の行方

蘇る日本経済と サービス産業の行方 SPRING シンポジウム 2014

主催 サービス産業生産性協議会
ご連絡先 TEL:03-3409-1189 FAX:03-3409-1187
   
  プログラム詳細
開催 2014年4月18日(金)
会場 千代田区 TKPガーデンシティ御茶ノ水
  本文は事務局の責任で概要をまとめたものです。
   参照:生産性新聞2014515

 “サービス産業生産性向上”は、現在、学界では、サービスを科学的に研究し、工学的に扱える手法が研究されている。
経済界でもこのテーマに継続的に取り組み、自立的に、意欲的に、サービス産業での生産性向上、イノベーションを起こしたいと願う各界のプラットフォームとして、サービス産業生産性協議会が活動している。


2006年 財政・経済一体改革会議で提言された経済成長戦略大綱で、「製造業とサービス産業がクルマの両輪となって日本経済を牽引すべきだ」との呼びかけでスタートした。
2007年 報告書「サービス産業におけるイノベーションと生産性に向けて」公表/サービス産業のイノベーションと生産性に関する研究会(経済産業省)サービス産業生産性協議会発足、文科省「サービスイノベーション推進人材育成プログラム」を大学で展開
2008年 産業技術総合研究所 「サービス工学研究センター」設立
2010年 内閣府の科学技術振興機構JST/RISTEX 「問題解決型サービス科学研究開発プログラム」 スタート
現在、世界で250以上、日本でも 8プロジェクト ( 2010年現在 ) が進行している。
2011年 経済同友会「サービス化経済の推進で日本経済の再成長を!」報告書発表

サービス産業の活性化  秋草直之 氏 サービス産業生産性協議会代表幹事
「サービス産業は、GDPの3分の2を占めるが、競争力の強化や国際化の進展など様々な課題がある。
サービス産業生産性協義会は、今年、8ヵ所で、『SPRINGシンポジウム』 を開催し、サービス産業活性化のためのキャンペーンを行っていく」と挨拶。
       

生産性が高いサービス産業に学ぶ 白石重明 氏  経済産業省 商務情報政策局 サービス政策課長
「日本経済の成長のカギは一にも二にも三にもサービスだ、サービスの生産性は低いとされているが、生産性が高い上位10%の企業を比較すると、どの企業規模をみても、サービス産業の万が製造業よりも生産性が高い
。しかし、低い方は圧倒的に低く、生産性のバラツキが大きいという傾向がある。 したがって、上位企業から学ぶことはたくさんある」と述べ、生産性の高いサービス産業企業の取り組みを学ぶことの重要性を強調。
2014年度の活動  松井忠三 氏  サービス産業生産性協議会副代表幹事
 政府の日本再興戦略において、サービス産業生産性協議会を国民運動として再構築することとし、
2014年度中に、活動参加企業数を10倍に拡大しつつ、サービス産業の高付加価値化に向けた、人材育成と経営支援を本格化させることが明記されている。これを何とか実現させていきたい。具体的には、全国でシンポジウムを開催していくこと、日本のサービス産業の発展・拡大に寄与する優れたサービスを表彰する「日本サービス大賞」(仮称)を創設すること、生産性を高める新たな仕組みをつくることなどに取り組んでゆく。


シンポジウムでは、2013年度のJCSI (日本版顧客満足度指数)の結果が報告された。
参考: JCSI (日本版顧客満足度指数) 2013年度
JCSIでは、サービスを多面的に評価するために、顧客満足の原因・結果を含む6つの項目について調査し、指数化しています。

6つの項目の評価とともに、項目間の因果関係を比較・分析することで、満足度を上下させている理由や、利用者のその後の行動について、分析が可能になります。
2013年度に実施した31業界の「顧客満足度」は、右図の通りに分布しました。

各業界の状況を示す「中央値」で見ると、「エンタティメント」、「シティホテル」、「住設機器サービス」の順に利用者の評価が高かったことになります。
埼玉県生産性本部
〒330-0063
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-10-4 埼玉建設会館6F
TEL:048-762-7884
FAX:048-862-1000
E-mail:info-spc@spc-net.gr.jp
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